2016
12.12

書くことはプロモーション

Column, Consul, Tips

「ブログや記事を更新するタイミングを自分で決めるといいですよ」

そういうことを、仕事としてお客様にはお話するのですが、自分の更新はどうでしょう?
一番顕著なのは、サイトの更新もなかなかできていないこと。その上、ブログの記事更新など、ほぼ気の向くままに。
これではいけませんね。ほんとうに。(ほんとに!)

何のために記事を書いているのか

 何のために書いているのかわからなくなる時がありませんか?ブログサービスを使っている方は、ランキングに惑わされていたり、「書くことを止めてはいけない」という、強迫観念にかられているのではないかという方もいらっしゃいました。
 ランキングを気にして、結果、毎日更新することは、確かに検索としては基本的にいいことかもしれませんが、それがいわゆる依存症になってしまっていると怖いこと。自分の存在意義をネットの中に見いだすのはあまり好ましくないですよね。気持ち的なものは置いておいて、じゃあ何のために書くのかということ。

 ”ここはシンプルに考えてみましょう。”

 自分のお店やサービスを持っている方は、最終目的は間違いなく売り上げにつながる集客です。しかし、その前には、自分のスタイルや考え方、人となりをお客様に知ってもらうという「プロモーション効果」が入ってきます。

「書く」という、プロモーション効果

 4ReaL Designでは、このプロモーション効果に重きを置いています。インターネットでたどり着いた先のサービスを提供している人や、ネット社会ならではの集客(こうしたサイトなど公開している)をしている人は特に、「顔が見えない」分、そのプロモーションが大切なのだと思っています。

 毎回、毎回、この効果を考えて記事を生み出すのは大変です。これまでの記事はどうすれば??と思うかもしれません。が、今後少しでもそうしたことを意識しているだけで、ブログやサイトの全貌が変わってきます。特に、ブログは記事はどんどん増えて行く分、過去の記事はさがっていく。検索で過去の記事にたどり着くことはあるかもしれませんが、最初にサイトに来てブログの存在を知った人は、過去の記事まで遡らないでしょう?見ても最新記事2〜3個だと思います。それなら、最新の記事ほど、そこを意識して書きたいところ。

何を意識して書けばいいのか

 一番意識したいのは、客観的に見た時にどう見えるかということ。書くということ自体が、自分の中から出てくるものなので、自動的に自分から見た内容になってきます。ここを人から見てどのように感じて欲しいかという内容で書くこと。簡単なのは、「誰に向けて書くかを意識すること」です。自分のキャラ設定もあったほうがより良いですが(これはまた別の機会に)、まずは、読んでくれる人、読んで欲しい人を具体的に意識して書く。

 女性か男性か。年齢はどのくらい?どのくらいの生活スタイルか。などなど。こういうことを決めていくと方向性が定まりやすいです。

そして積み重ねていく

 記事を積み重ねていくことで、あなたのサイトの幅とボリュームが広がります。その分検索対策にもなり、そのサービスを探している人への窓口が増えます。さらに、先ほど設定した相手に響く記事内容になっていれば、その分ささりやすい。自然と設定した相手に「いいな」と思ってもらえるものが増えているのです。

 結局、記事はある程度貯めていくことが必要なので、設置して半年はまめに更新したいところ。その頃になれば、減らしても問題ないくらい過去の記事が威力を発揮してくれているはずです。その分、誰かの役に立つ情報が公開されているという価値の高いサイトになっている(予定)。毎日、ランキングなどに翻弄されて、やみくもに更新するのはもったいないので、少しだけでも意識しながら進めると、後であなたのサービスにとても役にたつ、頼もしいツールになっているかもしれません。