2022
07.29

感動するものづくりの力

Column, Work

4REAL DESIGNのそうまかおりです。

このところ、また動きづらくなってきました。そうは言っても、以前のように何かをやめるとか出かけないとかではないのですが、もし症状が出た際にはどうするのが一番いいのかと考えたりしています。

そもそもあまり風邪もひかないし、ひいても薬を飲んでおとなしくしていれば治るので、そのようにするのがいいのかなと思っております。

そんなコロナも落ち着いていた少し前のお話。

クライアントである工務店(クボタ住建さん)の発信のツールとして制作していたタブロイドの取材に行ってきました。実にこの企画も2年以上ぶり。季刊誌のように発行していたのですが、建てた家に住んでからの施主さんを取材するので、お宅にお邪魔する必要があるため中断していた企画。

弊社の役割は、新築で建てた木の家に住むご家族にライフスタイルや家について、クボタ住建さんとのお付き合いについてなどをお伺いし、撮影した写真と共に読み物として、WEB用コンテンツと配布用のタブロイドを作ること。

実際にお宅に伺い、その生活感や空気感を見てご家族の様子、建てた家の活用状況などを感じ、写真と文章で表現しその感覚を体験してもらって、「住みたい・建てたい」という気持ちの後押しをする。

このコンテンツ用の企画は、かなりいいと自分でも思っています。もちろん、仕事ボリュームとしては少し大変ではあるのですが、文章を書いて、誰かのライフスタイルや家を表現することはとても面白い。写真撮影と共に、弊社の自信のあるコンテンツ企画でもあります。まるで雑誌のように。(笑)

タブロイドは、お問い合わせがあってパンフレットをお送りする際に、一緒に配布して使われているそうです。

クボタ住建さんが、とても個性のある会社であり、いい意味でわかりやすく汎用的ではないため、こういったあまりない表現とデザインの企画がとても合います。そしてより世界観を出しやすい。

実際にお家にお邪魔するだけで、大体なんていうか、シンプルに言うと「幸せそう」「人生を楽しんでいる」そんなことを感じます。そしてOGさんのお話を聞くと、やはりとても充実していて自分の家に自信を持っていることがわかります。

アイキャッチの写真は、ご主人様の淹れてくれたこだわりのコーヒーと奥様の手作りパン。

あまり書くと、タブロイドに書く内容と被りそうなのでやめておきますが、いや〜なんというか、美しい人生。自分のものではないけれど、住む人のきちんとした意思を感じるし、それを建てて形にしているクボタ住建さんはすごいなといつも思います。

ものづくりって、こういうことですよね。

誰かの人生の感動をつくる。

自分でも少しでもそんなことができたらいいなといつも思います。