2022
10.08

光を見据えた店舗デザイン監修

4ReaL Design, Design, Design&Supervision, Photography

4REAL DESIGNのそうまかおりです。いつものことですが、時間が経つのは早いですね。今年の後半はまだ駆け抜ける必要がありそうですが、そんな中徐々に自社のことについてを見つめ直して修正しています。来年も楽しみですね。

今日は春頃から始まっていたお花屋さんの店舗デザイン監修のこと。先月お花屋さんがおめでたくオープンいたしました。

4REAL DESIGNサイトのWORKSでもご紹介しているのですが、あちらは実績としての内容が強いので、こちらではその案件についての想いみたいなものを書いてみます。

 

店舗のデザイン監修

事例と被りますが・・・

今春、弊社のプロデュースストアである「Cs Atelier」にご来店いただいた際、その世界観を気に入っていただきデザイン監修のご依頼をいただいたのが始まりでした。

  • シャンペトルスタイル、フランスの郊外のようなイメージ
  • はっきりしたカラーよりもニュアンスカラーが好み
  • 人が集う場所を作りたい
  • 家屋の一部をお花屋さんとして営業したい(今回はその1室のデザイン監修を承りました)
  • 施工にはお知り合いの方がなさるということ

こうしたご相談をいただいた後すぐに物件を決定されました。それが、横浜の丘の上の日本家屋。

 

モダンな日本家屋をお店に模様替え

弊社の物件も築40年以上ではありましたが、元々美容室があったスペースだったので、なんとか店舗リノベーションで世界観を作ることができました。が、今回はお家の一部。どのような形にすることができるのか、限られた予算の中悩ましいことも。

しかし、初めて現地に伺った時にデザイン感、色味、素材感、ロゴ等のイメージと実際の物件の空気感とそこができあがった時のイメージが見えました。光がね、素晴らしかったのです。

そして、インテリア関係のお仕事を協業している「すずくり」さんの素晴らしいヒアリングと行動学に基づいたレイアウト配置。彼女もまた、このお店にお客様が足を運んでくれた際の目線などが見えているようでした。すずくりさんの想いはまたすずくりさんのブログ記事でご覧ください。

今回のデザイン提案や素材提案をほぼ取り入れていただき、施工は施主様お知り合いの職人さんに行っていただいています。ひとつひとつの作業や仕上げ、細かいこだわりや技術のおかげでとてもいい店舗に仕上がりました。ウッドデッキもでこぼこしたコンクリートの上に水平に設置するのはとても大変だったと思います。サッシの塗りもさすがでした。

 

一軒家の一部屋が店舗に

店舗入り口になるお部屋
絶妙なカラーのウッドデッキ
黄色みのあるキッチン
ホワイトの色味に塗り替えたキッチン
縦の木目の壁と茶系の枠
柔らかいグレー系のカラーに変更
お部屋のセンターには仕切りがありました
仕切りを外し解放感を こちらの壁はネイビー

 

始めに思った写真を撮った時の光を見据えたイメージ

色の塗り替えが多かったのですが全く違った空間ができました。そして、一番最初に物件を見た時に思った入り口からの光の入り方と風景はまさにこんな感じでした。

ロゴデザインや事例の詳細は、4REAL DESIGNのWORKS「店舗デザイン監修」「お花屋さんのロゴマーク」でご覧ください。