2022
05.11

自社のできることを改めて考える

4ReaL Design, Column, Web, Work

4REAL DESIGNのそうまかおりです。

前回、すずくりさんのサイトをリニューアルした記事を書きました。今回のリニューアルは、色々とできることや目的が増えてきたことで、想いを伝えることを重視して作っています。どのようにして、彼女の優れた部分を伝えるか、そしてどのようにして、彼女のお客様に対してのベネフィットを伝えるか。

4REAL DESIGNは、2008年にデザイン事務所として立ち上げたのですが、これまで携わってきたクライアントワークを経て、どうしてもWEBだけのデザイン、もしくはその周囲のカードやフライヤーなどのビジネスツールのデザインといったスポットだけだと、顧客の光る部分を伝え続けていくためのベースとしては足りないとモヤモヤした時期があります。

デザインは、人に想いを届けるためのタッチポイントのツールとしてとても大切ではあるのですが、顧客の価値を持続的に上げて行くためにはスポットとして関わるだけではなく、もっと前から、そして将来的にも関わりながら並走していく必要があると考えるようになりました。

そしてだんだんと「ブランディング」という考え方で全体を見ながらデザインを使って課題を解決していくというスタイルがうちにはあっているんだなと思うようになりました。

デザイン会社なので、デザインに対する想いは当然あるのですが、そのデザインは顧客の目的のために作るもので、アートとして存在するものではありません。個人の作品は個人で作ればいいので、クライアントワークとして、どれだけ顧客の将来的な目的に役に立つデザインに仕上げるかということを念頭にデザインします。

話は元に戻るのですが、すずくりさんのサイトリニューアルの際、これまで数年すずくりさんの仕事を見てきたこと、その能力や「らしさ」の数々、そして彼女の人間性とビジョンを追ってきたことをいかに伝えるかと進めていて、こうした作り方が理想的だと改めて整理できたんですよね。お付き合いも長いので、近くで事業の成長を見てきたことはとても大きかったです。

こうして自分自身の「想いと考え」と「理想的な仕事の進め方」「自分の立ち位置」などがはっきりしてきたので、4REAL DESIGNにもブランディングのスタイルを当ててサイトのリニューアルをしたくなりました。

自社サイトは放っておきがちなのですが、リニューアルする時に何を伝えたいか、何を表現するかがはっきり見えなかったので、余計手をつけられなかった数年。やっとです。笑。

作り始めればそれはそれで、デザインに悩んだり、テキストに悩んだり、細かい自分にしかわからない部分でつっかえたりしたのですが、そろそろ公開できそうです。本当はゴールデンウイークにしたい目標はあったのですが、まあ、よしとしましょう。

最後の仕上げをしています。

まずは公開してからまた育てていくことにします。

それではまた。