2023
01.12

One to Several

4ReaL Design, Column

4REAL DESIGNのそうまかおりです。

2023年のスタートは6日のストアオープン日でした。まずは年越しで少し時間があいたストアとオフィスの掃除から。そして年末年始のお休み中にいただいた注文の発送からスタートするのが恒例の年始の仕事になりそうです。

オフィスの前のスペースをストアにしてからおおよそ1年半くらいが経ちました。昨年の年明けの発送対応があまりに大変だった記憶があり2年目の今年はどうなるかと思っていましたが、あっけなく昨年量をさばいていたことにそれぞれが驚くという。システムができればそれに慣れることで生産性が上がります。

何事もゼロをイチにするところが一番難しいものですね。よく考えてみたら、うちの会社で「お店」というもののしくみを作ったことがある人がいなかったわけですし。やっていきたいことに付き合って試行錯誤してくれるメンバーには感謝しきりです。

 

ひとつからふくすうへ

フリーランスとして1人で仕事をするスタイルが長かった4REAL DESIGN。プロジェクトごとにチームに参加して動くことがあっても、自分の頭の中にある構想を誰かと共有するすることはそう無かったこれまでのやり方が、一転して誰かと一緒に進む方向になって形になっていくとは。スタイルの変更には様々な問題もありましたが、1人では成し得ないことや喜びがあること、同時に自分の持分を開放することで、他のモノが持てるのだと気がつきました。

頭の中の物語をつくるのは自分意外あり得ないと思っていた頃の自分に、そんなことはないと教えてあげたいです。頑な思考や環境は、そもすれば偏りや取り残される要因にもなるものだから、意識的に人との関わりや意見を尊重していきたいと思うようになりました。年齢的にも心身的にも健康的にも。

 

「やりたいこと」と「やらなくてはいけないこと」

「やらなくてはいけないこと」が目の前にあって「本当に自分自身がやりたいこと」が後回しになることばかりで、自分が何人かいたらいいのにと思うこともよくありました。(実際いたら色々な意味で恐ろしいけど・・・笑)

「仕事になること」がまず先になりがちです。「仕事になるかもしれないこと」はその後。でも、本当はどちらも並行して進めるべきことだと思っています。人生や計画のリスクヘッジは必要です。

いつのまにか毎日の生活でルーティンになっている「やらなくてはいけないこと」作りとその対応。それを続けているとそれに慣れてしまって、自分のやるべきことに置き換わってしまいがち。どこかのタイミングでそれを俯瞰的に見て、果たして自分のやりたいことはなんだったのか。を考えてみる必要がありますよね。意識的に。わたしもすぐ忘れてしまう。

毎日の生活の中で、断片的にやりたいな好きだなということが出てきて今に疑問を感じつつも、また毎日に戻る。忙しい中で考えることも忘れて自分の好きもわからなくなる。そして時間だけが過ぎていく。気がつかず、疑問に思わず過ぎ去っていけばいいのですが、ある時に突然やりたいことがあったことを思い出して後悔する。これだけは避けたい。

他にやりたいことがあるのにそれを抑えて「やらなくてはいけないこと」を続けていると、気持ちが参ってくるし、目の前にある「やらなくてはいけないこと」がいつか突然無くなったら??仕事においては大事件です。自分の気持ちのためにも、生きていく糧のためにも、立ち止まることとスタイルチェンジは大切なことだなと思っています。

 

誰もが変化の年だったと言われた昨年。2023年はその変化を実行に移す流れが自然と始まりそうです。周りの人等もみているとそんな感じに動いています。皆さんはいかがですか?

これから出会う人やできごとも多そうです。

2023年もどうぞよろしくお願いいたします。