2019
11.13

ホームページの目的を考える

4ReaL Design, Web

最近前にも増して更新していないのですが、そろそろ、仕事関連で役立つ記事を書いて行きたいと思います。

この「4realdesign CHIC」は、4REAL DESIGNらしさを発信していくつもりで作ったはずなのに、なんだかあまり活用していなかったので、これから運用をもっと考えていかないとなと。

最近のホームページのこと

今や、誰でもWEBサイトを持てる時代(ホームページなのかWEBなのかどっちに統一したらいいのか)。ひと昔前は、とりあえず作って公開しておくことに意義があって、検索でどれだけ上にあげられるか勝負。みたいなことがありました。

今も検索としては確かに上位にヒットしたほうがいいのですが、そのための手法やGoogleのアルゴリズムは少し前とは方向性が違ってきています。キーワードとか、見出しとか、そこを重点的にアピールするのがいい時代もありましたが、今はあまり意味がありません。

どれだけサイトに価値があるか。どれだけ人の役に立つ情報があるか。サイトの中身が大きく評価されるようになっています。

これだけインターネット上にサイトが複数があって、「ネットの使い方に慣れてきた、検索の仕方がうまくなってきた、本質の情報を見つけることに慣れてきた。」というユーザー側の成長もあると思います。

自分だったら?

検索してヒットしたサイトをいくつか見て、イメージ的にも内容的にもあまり吸収できないと思えば、そのサイトを去って他のサイトを探しますよね。基本はそういうことです。Googleだってただの機械ではなく、人の流れも気持ちの流れもきちんと汲み取った上で評価をするってことなんですね。すごいね。

そこに、「使い勝手」も入ってきます。わかりやすい導線。わかりやすい設計。そうすることで、回遊しやすくなって、欲しい情報にたどり着きやすい。ユーザー側に親切なサイトにする必要があるということです。

ホームページをどうしたらいい?

最近の検索の動向は理解したとして。では、実際にどうしたらいいのでしょうか?まず最初は、「使う側の立場にたつこと。」これが大前提。サイトを作る際に、多くの人がおちいる現象として「一方的な自分アピール」がよくあります。

ここを知って欲しい。ここに自信がある。だから人はこれを見るはず。

こういうアピールのやり方は往々に間違えている場合が多いです。自分の事業や仕事を自分サイドから見るとこういうことになる。自分の考えを発信するのだから、そうなるのってあまり前ではありますが。でも、自分のことって自分ではよくわからないものです。

自分発見とターゲット設定から

相談にいらっしゃるお客様の話を聞いていると、自分を過小評価していたり、ターゲットが全然違う方がいいという場合もよくあります。男性ターゲットにしているけれど、それは女性のほうがいいのでは?ということもある。

そこから、そのターゲットに対してどういうアピールが有効的かを考えていくわけです。そのターゲットにどういうアクションをしてらもらうのか?

それがホームページの主たる目的であり、コンバージョン(CV)と呼ばれるものにつながります。CVをあげるために、策を立て講じる。デザインもその中の大きな要素です。

まずは、ホームページを作って何をしたいかから考えていきましょう。
全てはそこから始まります。

それではまた。