2018
04.04

ホームページ制作のポイントを考える

Consul, Tips, Web

私は通常、ホームページで使う言葉では「WEB制作」を使っているのですが、WEB制作を「ホームページ制作」と書くと検索では倍の数ヒットします。(2018.4月現在)。「ホームページ制作会社 横浜」で上の方に出てこないとやっぱり検索での仕事オファーが少なくなると思います。サイトで仕事を受注するのがメインの場合、それではダメですよね。

「WEB」の方がなんとなく格好いいけれど、一般の検索者側は「ホームページ」で検索する人の方が多いのだ。とうちのマーケティング担当が申しております。

ヒットさせたいホームページ制作会社さんはぜひとも、「ホームページ」の表記をお忘れなく!自分のところはいいのですか?と言われてしまいそうですが。うちはよしとします。(また怒られそうです。)

そういうわけで、サイトを作る際に使う言葉、キーワードを重要視する傾向は上記の通りの理由です。

キーワードってどこまで重要?

さて、まことしやかに囁かれているこのキーワードやサイトの説明をするディスクリプションなどに伴うSEO対策についてですが、昨今、この流れは変わってきていると感じます。

どちらかというと、一般の方でホームページに携わる方は、たくさん世の中に出回っているこうした過去に出版されたSEO対策の本やネット記事でお勉強していくわけですから、逆にその考えを持つ傾向が多いと思います。

昔は、キーワードを散りばめるとか、タイトルにはタグを使うのがいいとかそういうことが、SEO対策と言われていましたが、それもこれも、検索エンジンで上位に表示するため(とは言いきれない)小技みたいなものです。でもAIとかが台頭してきている今時、Googleがただのそうした小手先技だけでサイトの質を判断するわけもなく・・・結局、サイトの質や内容を画像含めGoogleが適切に判断していく時代になっているように感じます。

昔流行った、複数サイトから本サイトへの流入を見込んだサテライトサイトなど、存在はすぐバレてしまいますし、内容と関係のないキーワードを入れてみたところで、それがあざとければすぐにわかります。バレる、わかるってネガティブな表現は、「検索上位をあえて狙っている、過去の感じのサイト」だと判断されると順位を下げられてしまうってことにつながるという意味です。それではやっても逆効果。

きちんと行っているキーワード対策は否定はしませんが、それだけで「SEO対策です」とは言えないし、プライオリティで言えば、後の方かなと思います。なんとなくしてる、くらいでいい部分かも。

サイトの質と重要性

もし、今から検索対策をすることを考えるとすれば、やはりGoogleの判断基準に則って行うことがいいのではないかと思います。「良質な価値のあるサイト」を「検索で見つけやすくする」ということが基本のようです。

Googleの過去の記事ではありますが。2012年9月7日の良質なサイトを作るためのアドバイスをぜひとも参考にしたいです。このリストに合わせてサイトを運用していくのが、基本的なアルゴリズムに対応していく技なんだろうと思います。アルゴリズムはしょっちゅう変わりますので、特定のアルゴリズムに対策するのではなく、もっと大きい枠で対応していくのが良質なサイト運営の鍵なのだと思います。

これからホームページ制作する人へ

サイト制作をするって一概に言っても、今は技術も運用法も多岐に渡ります。制作会社に外注する場合も、単なる制作費用のみなのか、きちんとこうした内容を考えて、会社や事業の将来を見据えて制作されているのか、金額と共に適正を見定める必要がありますね。

きちんとクライアントのニーズや事業内容を理解して、寄り添って制作をしている会社も多いです。ホームページは大事な営業ツールなので、安いだけで形として制作するのか、先を見据えて費用対効果で広告として考えていくか、その辺が判断ポイントだと思います。